ヱビスビールと黒ラベルの良いところだけを融合した新世代のビール / ゴールドスター

発泡酒・第三のビール

エビスビールと黒ラベルのいいとこどり。そんな話が本当にあるのか?しかも発泡酒で。というのが最初の印象でした。
ゴールドスターは2020年から販売を開始している発泡酒ですが、当初から一貫して上記のキャッチフレーズを全面に押し出しています。

誇大広告か!?とも取れるこの謳(うた)い文句。はたしてそれは真実か否か。今回はそのあたりの情報を少し掘り下げてお届けします。



新・うまいどこまでも製法とは

タイトルにも記載していますが、ヱビスビールと黒ラベルのいいとこどりをしているとの事。それは下記の2点が理由となります。

1、ヱビスビールでも使用されている、ドイツのバイエルン産ホップ。その中でも華やかで強い香りの「アロマホップ」を一部使用しています。

2、黒ラベルでも使用されている、ビールの風味を劣化させる成分を含まない大麦から生まれた麦芽を使用し、味や香りを新鮮に保ち泡立ちの良さもアップさせています。

ヱビスビールの過去記事はこちら

黒ラベルの過去記事はこちら



サッポロビールの中でも2大巨頭であるビールの材料をしているのが、いいとこどりの所以(ゆえん)ですがそれだけではありません。材料のみならず製法にもこだわっているのです。それが「そして新・うまいどこまでも製法」
ひとつはエキス分のアップ。仕込条件を見直し、エキス分をアップさせることで、麦のうまさをより感じられる味わいになりました。
もうひとつはホップ配合の見直し。手間暇かかる3分割添加はそのままに、うまさに磨きをかけるためにホップ配合を見直しました。



ゴールドスターという名前はサッポロビールのトレードマークである☆に対し、更に輝くゴールドを冠している事から、社運をかけているのではないかと感じさせます。



栄養成分としてはビールとあまり変わりません。やはり原材料と製法にこだわっているという所がゴールドスターの特徴というところでしょうか。



それにしても、最近どのメーカーも発泡酒の品質が高いと感じます。さすがにビールと比べてしまうと格の違いを感じてしまいますが、発泡酒単体で飲む分には十分満足度の高いお酒と言わざるを得ません。



ゴールドの味はというと、ひとこと「飲みやすい」です。他社製品で比べるとアレですが、旨味は一番搾りに近く、飲みやすさは本麒麟に近い。全てが平均点以上なのに発泡酒がゆえ価格も安く、非常にバランスがとれているという印象です。



ゴールドスターの味

お酒の味の分析
味の評価 評価レベル
苦味 ★★★★☆
辛口度 ★★★☆☆
酸味 ★★★☆☆
甘み ★★★☆☆
旨味 ★★★☆☆
爽快感 ★★★☆☆
喉越し ★★★☆☆
炭酸 ★★★☆☆



ゴールドスターの成分(100mlあたり)

お酒の成分表
成  分 数   値
エネルギー 42kcal
たんぱく質 0.4g
脂質 0g
炭水化物 2.3g
糖質 2.2g
食物繊維 0〜0.2g
食塩相当量 0〜0.02g
アルコール度数 5%

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