ビールのおつまみといえば最初に思いつくのが枝豆。そして二番目に思いつくのが柿の種。というのは私だけでしょうか?
乾き物といえば最初に思いつくのがスルメ。そして二番目に思いつくのが柿の種。そんな印象もある柿の種ですが、本当に色々なメーカーから製品が出ていますよね。
今回はその中でも圧倒的に知名度の高い亀田の柿の種をご紹介します。
今さら柿の種!?しかも亀田製菓って、そんなん江戸時代から知っとるわ。という人も納得の情報?をお届けしますよ。
柿の種の歴史
柿の種の歴史は意外と古く、大正12年の秋ごろ。新潟県の長岡市にある小さな工場兼店舗の「浪花屋」というお店で今井與三郎さんと奥さんによって作られたと言われています。
しかし当初、柿の種は今のようにピーナッツが入っていませんでした。ここは諸説ありますが、1つは帝国ホテルのバーで出された事。当時のバーはピーナツがおつまみのスタンダードであり、そこに柿の種を付与して出した説。もうひとつは亀田製菓の直売所にて創業者の奥様が思いつきでピーナツを付けて出した説。
どちらの説にしても、柿の種とピーナツの相性は抜群に良かったという証明でもあると思います。
柿の種、宇宙へ行く
2014年に亀田製菓が柿の種を宇宙食にしようと開発をスタート。そして2016年には「亀田の柿の種」が発売50周年を迎えたイベントとして、NASAの宇宙日本食認定を受けるため開発プロジェクトが推進されるようになりました。
プロジェクト発足から3年後、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に正式に申請し、その年8月には「宇宙日本食認証」の取得に成功したのです。
2020年2月には「亀田の柿の種」は国際宇宙ステーション(ISS)に運ばれました。そして翌年には野口聡一さんがISSで活動する際、「宇宙でのおやつ」として「柿の種」を食べ、柿の種は世界へ。そして宇宙へと羽ばたいた。という訳ですね。
いざ柿の種
美味しいだけじゃない柿の種
柿の種を実食
柿の種の成分(1個包装あたり)
成 分 | 数 値 |
---|---|
エネルギー | 136kcal |
たんぱく質 | 3.6g |
脂質 | 4.2g |
炭水化物 | 20.9g |
糖質 | 0g |
食物繊維 | 0g |
食塩相当量 | 0.38g |
アルコール度数 | 0% |