丸くなるな星になれ。まさにスター級のビール / サッポロ生ビール黒ラベル

ビール

サッポロビール黒ラベルの歴史

サッポロ生ビール黒ラベルは1977年にサッポロが新たに育種した「LOXレス大麦」を使用したビールとして発売されました。LOXとはビールの味を劣化させる成分(LOX-1)のことで、それを含まないため「LOXレス大麦」と呼ばれています。このLOXレス大麦の麦芽を用いることで、ひと口目の最高潮なビールの旨さが長持ちするとの事。

サッポロ生ビール黒ラベルのルーツですが、1957年、東京や横浜など首都圏で限定発売した「サッポロ壜生ビール」です。その翌年の冬に北海道で販売されたところ、外は寒くても建屋の中が暖かいので生ビールが旨いという事で人気に火が付き、道外から北海道にきた旅行者がサッポロ壜生ビールを飲んで人気が拡大していったそう。そのあと1977年に発売されたサッポロびん生へと繋がっていくのです。

1989年にはサッポロびん生という名前よりも黒いラベルが印象的なため「黒ラベル」という愛称で呼ばれていたものが、商品名として正式採用されました。黒ラベルという名前から最初は黒ビールかと思いましたが実は黒ビールではありません。ややこしいですね。

ビヤホールで生ビールに定評があるサッポロは、生ビールを前面に打ち出すことを決定。 1977年「サッポロびん生」を全国発売すると、すっきりした味わいが評判となり大ヒットします。 発売早々、「黒ラベル」という愛称で親しまれ、1989年からは正式ブランド名として採用されました

https://www.sapporobeer.jp/beer/history/



オールラウンダーなビール

濃厚な麦の香り、旨さが長持ちする泡、その味の秘密は麦芽を高温で丁寧に焙燥した黒麦芽を一部使用している事。これでクリーミーな泡と麦のうまみと爽やかな後味の実現となっているのです。濃厚なコクと味わいは薄味の料理から濃厚な味の料理まで守備範囲が広く、特にお鍋や焼肉との相性は抜群です。



サッポロビール黒ラベルが美味しい理由

サッポロビールは大麦の開発から品種改良まで自社で行うほど原材料にこだわっています。大麦は群馬県で、ホップは北海道で自社開発し、独自に開発した「うまさ長持ち麦芽(LOXレス麦芽)」はビールの酸化を促進する酵素を持たない大麦として当時は画期的な発明と言われました。

これを使用すると香味耐久性と泡持ちをアップさせる事ができ、泡持ちは10%アップ、通常ビールを保存していると発生する「老化臭」を各段に感じさせにくくなるそうです。つまり旨いが長持ちするという訳ですね。

サッポロビールの研究者がLOX-1レス大麦の開発に取組むきっかけとなったのは、「五感に感じることができる画期的な大麦を開発できないか」というアイデアからでした。おいしさに貢献できる大麦をつくるべく、様々な文献調査を実施し、たどり着いたのが「LOX-1を持たない大麦を見出し、品種育成すること」、すなわち「LOXレス大麦の開発」でした。

https://www.sapporoholdings.jp/research/topics/lox/



サッポロビール黒ラベルの味

お酒の味の分析
味の評価 評価レベル
苦味 ★★★★☆
辛口度 ★☆☆☆☆
酸味 ★☆☆☆☆
甘み ★☆☆☆☆
旨味 ★★★☆☆
爽快感 ★★★☆☆
喉越し ★★★☆☆
炭酸 ★★★☆☆



サッポロビール黒ラベルの成分(100mlあたり)

お酒の成分表
成  分 数   値
エネルギー 40kcal
たんぱく質 0.3g
脂質 0g
炭水化物 3.0g
糖質 2.9g
食物繊維 0〜0.1g
食塩相当量 0g
アルコール度数 5%
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